超円高と通貨統合?

冷泉彰彦氏は、なかなか鋭い考察が多いのだが、経済は少し苦手らしい。
 仮に超円高が進んでも、それが投機的な要因の場合、
中央銀行が本気で円売り外貨建て資産買いをすれば、抑制することは容易だ
現実に日銀はそれを実行しつつある。
 ただ長期的に見て過剰な外貨建て資産買いは、景気回復時に
それらが相対的に劣化した時に、超インフレ要因となるので難しいので
慎重に行う必要があるということ。
(海外での景気回復時での円売りと不況下でのインフレには日銀は対処できないので)。
また通貨統合も固定相場も実質同じことだから区別してもあまり意味は無いが
いずれにしても、現時点では通貨統合しても、米国の負債を背負わされるだけなので
日本にとってメリットはほとんど無いだろう。
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「ドルがダメ、ユーロもポンドもダメという現状では、思惑で円
を暴騰させる条件は整っていると見るべきでしょう。仮にこのまま放置して置けば、
1ドルが60円というような事態もあり得ます。そうなれば日本経済は破綻」
「仮に日本経済がアメリカ以上に厳しい状態となれば、アメリカの実体経済回復のシナリオも破綻」
「一つは日米欧が協調して固定相場に向かうという
シナリオです。ですが、現在の世界では、人為的な固定相場というのはテクニカルに
不可能だと思います。仮に円、ドル、ユーロ、ポンドが固定相場になったとして、そ
の後で英国経済が更に一段と悪化したとすると、無理に固定相場を維持するためには
大変な買い支えをしなくてはなりません。買い支えもしないで、制度として人為的に
相場を固定するというのはできないのです。
 となると、通貨統合ですが、通貨統合というのはその地域の物価や労働コストの均
一化をもたらします。通貨は統合されているが、物価や労働コストは差があるという
ことになると、経済や人口のパニック的な移動が起きてしまうからです。ですが、現
在のアメリカは欧州とは通貨統合はできません。
 となると、現実的な問題として浮上するのは日米の通貨統合です。」
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