世代間闘争は間違い

池田さんの話の本質は
現在の消費(公共投資、医療年金福祉・・)の財源が国債(国の借金)に基づいており、その支払いが後の世代に先送りされているという点にありますが
現在の国債の貸し手は、ほぼ100%富裕な日本国民(高齢者)であり、彼らが死んだ後は、その資産(1500兆円)は、その子孫に引き継がれます。
つまり現在の受益者(貧困層や高齢搾取層)が金を持ち逃げするわけではありません。
また将来の税負担も結局は高所得で富裕な層がほとんど行うことになるので、今後、他の先進国のように消費税増税などを通して、プライマリーバランスを成立させ、GDPを増大させていけば何も問題はありません。
つまり重要なのは、世代間の再分配に執着することではなく、経済成長と生産性の上昇を維持するための適切な投資を導く政策ということになります。
簡単に言えば、景気対策が常に一番重要であり、そのためには、できる限り、労働配分の効率化を進め、途上国に負けないくらいの投資先として魅力的なシステムを構築することでしょう。
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